メッセージ
ウェブハンドリング技術研究会(WHT研究会)は、私の師匠である東海大学の橋本巨名誉教授が設立した会であり、私は第2代目の会長です。皆様もご存じの通り、ウェブハンドリング技術によって製造される製品は、フィルム、剥離紙、電池関連、液晶ディスプレイ用フィルムなど枚挙にいとまがございません。これら製品は我々が生きていく上で必須の物であり、時代を表しているものがほとんどです。しかしながら、ウェブハンドリング技術に関する知識を学ぶ場は世界を見渡してもほとんどなく本研究会がその役割を担っていると思っています。また、本研究会では50社を超える企業が参画しており、今後の日本のウェブハンドリング技術の重要性が伺えます。そのためにも、本研究会では現在必要とされているウェブハンドリング技術の知識や将来必要とされる高度ウェブハンドリング技術、IoTやAIなどの情報技術との融合、ロボット技術の導入など多岐に渡って検討していくことが求められています。
本研究会は参加企業の方々と一緒に上記に課題に取り組んでいき、日本のウェブハンドリング技術を世界一の技術に発展・向上させていきたく考えています。何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
はじめまして、ウェブハンドリング技術研究会副会長の鈴木です。私は2021年から現職に従事しております。一方で、製造業向けのAIソリューション企業を経営しております。私が本会にジョイントさせて頂いたきっかけは砂見会長からの一本のお電話です。「これからのウェブハンドリング技術はまさに次世代に移行する、その中核になるのがビッグデータを扱う情報との融合であり、AIを含む新しいモデリングである。一緒にこの世界を作りたいと考えています。」というお誘いでした。私も弊社も日本の製造業、モノづくりをもう一度世界ナンバーワンにしたく、日々研究と開発を行い、お客様の課題解決の為に日々努力しております。その中でRole to Role関連のお客様も多く、改善の余地がまだまだ沢山ある事が分かって来ました。このウェブハンドリング技術研究会の活動を通して、新しい研究領域ならびに学びの場を創出できるように全ての会員の皆様と一緒に砂見会長をバックアップしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。